T-N 線図(回転数-トルク特性)とは
T-N 線図(回転数-トルク特性、N-T 特性とも呼ぶ)は、モータがそれぞれの回転数で出せるトルクを表した図です。横軸が回転数、縦軸がトルクで、サーボモータでは次の2つの領域に分かれます。
- 連続運転領域:連続して出し続けられるトルクの範囲。上限は定格トルク です。これを超えて回し続けると、モータが過熱します
- 短時間運転領域:加速・減速のときなど、短い時間だけ出せるトルクの範囲。上限は瞬時最大トルク です
呼び方はメーカーによって異なり、「連続使用領域・反復使用領域」「連続動作領域・加減速領域」などとも呼ばれます(英語では continuous duty zone・intermittent duty zone など)。カタログでは、機種ごとの「回転速度-トルク特性」の図に描かれています。
モータ選定の最後に、運転条件(ピークトルク・実効トルク・回転数)がこの領域に入っているかを確かめます。トルクの値だけでなく、その回転数で出せるかを見るのが T-N 線図を使う理由です。
定格出力・定格トルク・定格回転数の関係
定格出力 ・定格トルク ・定格回転数 には、次の関係があります。
たとえば 400 W・3000 rpm のモータなら、 です。このツールで計算した定格出力が、データシートの定格出力とほぼ同じなら、トルクと回転数の値を読み違えていないことの確認になります。